コンフォートゾーンを広げていく

日々の気づき

5月半ばからの1ヶ月は、
自分を振り返る日々でした。

大きな出来事があったわけではありません。
過去の出来事を振り返ること・日常生活で起こる小さな出来事から、自分を考えるきっかけを見つけた1ヶ月になりました。感情や思考がもやもやとすっきりしない日々が続き、なんだか落ちこんでいるような気持ちになりがちでした😅

考えてみて気がついたこと

わたしは「いい人」になりたい・見られたい気持ちが強い人間。

「いい人」の基準から外れる(嫌な自分・不道徳な)部分が自分の中にある。なかなか認められず、人に分からないよう隠してきました。

「いい人」に見られないと・「いい人」にならないと、まわりの人に嫌われてしまう・受けいれてもらえないと思っていたからです。

まわりから「いい人」に見られたいから、
相手がしてほしいことを察しよう。
不道徳・不義理なことをしてはいけない。
という気持ちが強くありました。

道徳は「道」と「徳」からなるが、この場合の「道」とは世の中で人が従うべき道のことであり、「徳」とはそれを体得した状態のことである。

コトバンク道徳(どうとく)とは?より引用

つい最近まで
この世の中で人が従うべき道は一つであり、正しいことや正しくないことなども、すべての人にとって共通なもの(考え方・思考)だと思いこんでいたのです。

例えば

Aさんにとって正しいことであったとしても、Bさんにとっては正しくない場合がある。

⇧このような場合に出会った場合、一つの正解を求めて混乱したり、喧嘩のような状態になりがちでした。(表面上は相手に賛同するので喧嘩になる場合は稀でしたが)

それがあるとき、
Aさんはこれが正しい。
Bさんはあれが正しい。
どちらも正しい。
というように正解は人の数だけあるのではないか?と思うようになりました。

どちらかの意見が間違っているのではなくどちらも正解。
立場(角度・方向)によって物事の捉え方・見え方が異なるだけ。

これまでのわたしは(今もですが・・・)、自分の意見と異なる人はわたしを否定していると勘違いしていました

そうならないように
異なる意見を論破して自分を守ること。そして相手の意見に合わせて、自分の意見を言わないという方法で平和を保つことを優先してきました。

自分より相手(まわり・社会的常識等)。
自分以外ものを優先して生きるため、自分は何が好きなのか・どうしたいのか・自分はどんな人間なのか、どんどん分からなくなりました。

過去のブログでも何度も書いていますが、
“自分はどうしたいのか・したくないのか”まず知ること。

そのうえで相手に伝えられそうな時は、勇気をもって伝えてみるを少しずつしていきました。

すると
針の穴のように小さかった安心・安全な居心地のよい場所が、わたしの中で広がっていく感覚が湧いてきました。

思いこみを疑ってみる

自分と異なる意見は自分を否定されている/相手と異なる意見は相手を否定していることは、わたしの中で表裏一体。

それを
自分と異なる意見は自分と異なる意見。相手と異なる意見は相手と異なる意見。ただ異なるというだけと設定し直すをしました。否定している・否定されていると、勝手に妄想をしていたのはわたしだったと気がついたからです。

長い間異なる意見は否定されると思いこんでいたため、経験や実績を積まないとなかなか信じられませんでした。やっと最近、「こうしたい・こう思うと伝えてもまわりから受けいれられる場合・・がある」ということを信じられるようになりました。

相手も自分もずっと否定する人間だと仮定して、信じないようにして自分を守ってきたのだなと感じます。そしてその守り方が間違っていたのではなく、今までのわたしにとってはそれも必要であったということ。

始めは不安に思えたことも、新しい学びや経験を得ることによって、それは次第にコンフォートゾーンに変わっていきます。輪の境界線がどんどん外側に大きくなっていくイメージで、自分が安心できる領域が広がるんですね。それは新しい課題やチャレンジに挑む勇気や、確かな自信を生み出してくれます。

Coaching Laboコンフォートゾーンを広げる「成長の4つの領域」より引用

相手と異なる意見を伝えることは、やはりどう思われるのか不安が付きまといます。

ただ
自分が挑戦してみたいという気持ちを持てたときに、少しずつやってみると安心・安全な場所が少しずつ広がっていく場合があると感じました。

不安に思うことや怖いと感じることから、自分を守るために相手を言い負かしたり、自分の意見を言わず曖昧なままにするという段階があっていいし、挑戦すると失敗も付き物です。

少しずつ
上がったり下がったりしながら
コンフォートゾーンを広げていく。

それでいいとわたしは思うのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。

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