夏バテが胃を襲う
「今年の夏は暑いですね。」
毎年言っていることを、さも初めて言ったような顔をして、言いたくなるくらい暑い。いや、言わないと始まらないような、やってられないような気分。
実際侮っていました、私。
これぐらい大丈夫が年々通用しなくなっているのに。
今年の夏は大きな不調というより、マイナーチェンジみたいな不調が起きていたのですが、これぐらいどうってことない・無視しても大丈夫と過信していました。
そしたら
身体が反乱を起こし出しました。
前の日
「うん?なんか口の中に違和感がある?」
「口内炎かな?」
「すぐ治るし、放っておこう」
翌日の夜ご飯中
「口の中に小さなあめ玉クラスの異物がある!」と鏡を見ると舌に血豆ができていました。
ぎゃーーー
今まで小さな白ニキビのような口内炎しか見たことがなかったので、内出血のしたときにできる紫色の楕円形が舌にあるグロさに驚きました。「なんじゃこりゃー」って言いたいときってこういう時だなと妙に冷静になりながら、どうしたらいいのか必死に調べました。
ひとまず様子を見るで大丈夫そうだと分かり、やっとほっとしました。けれど血豆ができている方の顔がズキズキするし、なぜか右側の腰の辺りも痛いのです。腎臓?とかにも関係しているのかな?とまた調べていくと、どんどん不安になっていきます。(不安な時には不安になる要素を集めがちな私😅)そういうときはネガティブにしかならないので、適当に切り上げて寝ることにしました。
翌朝起きてみると
胃がキリキリして痛い・・・
いつもは玄米を食べている私ですが、もう玄米を食べたい気分ではないというか、玄米は食べることは無理と身体が言っているようでした。
とりあえず7分づきのお米を試そうと思いましたが、固形物も食べたくない気分です。つまりご飯ではなく、とろみのあるものを身体が欲しています。
炊いたご飯をおかゆにするやり方しか知らなかったので、これまた調べて生米から雑炊を作るレシピを参考に作ってみました。思っていたより簡単で、30分くらいで出来上がりました。
ご飯を炊くことと変わらない時間でできて、胃にやさしい。好みもあるかと思いますが、私にとってはうれしい誤算でした。
3日間毎食
7分づきの雑炊を食べていると、舌の血豆もなくなり、胃の調子も良くなりました。
もう大丈夫と調子にのって、昨日玄米のご飯を食べ今日起きてみると、きっちり口内炎と胃のキリキリが再発していました😱
考えてみると
他にも消化に悪い食べ物を食べると胃が痛かったり、生野菜を食べすぎたりするとおなかの調子が悪くなっていました。
もしかしたら夏バテをしていて、消化機能が低下しているかもしれない・・・
やっとそこに気がつきました。
私は化学物質過敏症があり、食べものに制約があります。
その中でも「できるだけ栄養がとれるように・栄養が偏らないようにするには、栄養価が高いから玄米がいい・野菜は皮付きのものがいい」という考えからなかなか抜けだせませんでした。
⇧この考え方がある人にとっては正解であり、そして私にとっても正しい時があります。
けれど今は
化学物質過敏症+消化機能がうまく働いていない←ここも考えて食べないと、いくら栄養が高くてもその栄養を吸収できなければ意味がないことに気がつきました。(どうやら今の私には合わないみたい😥)
とても参考になりました⇩
ここを忘れていて、
身体にいいものはいつでも身体にいいと勘違いしていたのです。
そして他にも勘違いをして、私と体質が違う人に対して自分が食べてよかったものを「これがいい」と強要したこともあるかもしれないと振り返って反省したりしました。
もっと柔軟に考えていこう♪
考え方を変えてみよう♪
“何でも食べたいものを食べられることが健康”
やっぱりこう在りたいと思ってしまう自分もいます。
今の私にはそれは難しい状態です。
だったら
食べてみて調子が悪くなったら
「あぁ、この食べ物は今の私にとって合わないんだな。私に合うものはどれかな?」と自分自身に聞いてみよう。
私には「これは嫌!」「これがいい!」と教えてくれる、最強の味方・サポーター「身体さん」がいる。するとこれはこれで悪くないかもしれないと思えてきます。
「嫌だ」とすぐに教えてくれるからこそ、次にどうしようか対応しようと思えるし、「これが嫌なんだ」と気がつくことができます。教えてくれなかったらずっと分からないまま、消化に悪いものを食べ続けていたはず・・・
すぐ不調になることは恥ずかしいことのように感じて、ずっと隠したかったけれど、私のここちよさを教えてくれるためのサインだったのかな?と思えるようになりました。
それでも諦めないといけないこともいっぱいあって、イライラもします。
認めたくないし
拗ねていたいけれど、
結局はいいところも悪いところも全部自分。
悔しいけれどそれも私。
だれかに代わってもらうことはできないから
少しずつ諦めて
受けいれて
今の私と仲よくなっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさまもどうぞご自愛くださいませ。
愛と感謝をこめて。
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