時が止まったかのように
はさまったままの栞
補修された背表紙が
物語を
必死につなぎとめてる
少し日焼けしたその姿は
色褪せて
過ぎ去った日々に似ていた
古びたインクと
ほこりっぽい匂いを
取っ払う
ぼくは
なにを求めて
なにを捨てたかったんだろう?
あとがきから読み始めた小説は
ひどく退屈で欠伸がでる
積み重ねて
置き去りにしてきたものたちを
もう一度最初から
ぼくのことばで
書き記してみたいのだ
時が止まったかのように
はさまったままの栞
補修された背表紙が
物語を
必死につなぎとめてる
少し日焼けしたその姿は
色褪せて
過ぎ去った日々に似ていた
古びたインクと
ほこりっぽい匂いを
取っ払う
ぼくは
なにを求めて
なにを捨てたかったんだろう?
あとがきから読み始めた小説は
ひどく退屈で欠伸がでる
積み重ねて
置き去りにしてきたものたちを
もう一度最初から
ぼくのことばで
書き記してみたいのだ
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