こちらは2022年9月1日の記事を再編集しました。
停電になって想うこと
薄暗い夕方から夜になろうとするとき、強い雨と風、雷で停電になりました。
まわりの家も真っ暗。我が家だけ、電気が使えないわけではなさそうです。スマホで調べてみると、思っていたより広範囲で停電が起きています。今回は停電が長引くかもしれない。不安が頭をよぎります。
不便だから
早く使えるようにしてほしい。
わたしは
「電気が使えないことが嫌」なのだと思っていましたが、なにか引っかかります。
考えてみると
わたしの場合、本当に嫌なのは電気が使えないことではありませんでした。
電気が使えないことで起こることはなにか?
したいことができない。できないことが悲しい。
わたしは自分が悲しむことが嫌だったのです。
わたしのしたいことは
夜ご飯を作りたい(食べたい)
お風呂に入りたい
おもしろい動画を見て、ゆっくりしたい
あれ?これって電気がついていないとできないこと?
余っているご飯がある。
残り物のおかずがある。
お風呂のお湯はでるから入れる。
(暗いなかでもよければ)
スマホの充電はあるから、好きな動画を見れる。
(お金のことを気にしなければ)
いつものようにはいかないけれど、
自分のしたいことって全部叶えられる!!
えーそうだったんだ😱
できなくて悲しんでいたのは意味がなかったのかも?
停電しているという状況は変わりません。
停電が嫌だと思っているときは、電力会社さんがどうにかしてくれるまで我慢しよう。だれかがどうにかしてくれるだろうと他力本願でした。(言い換えると、自然やだれかのせいで自分が嫌な気持ちになっていると思っていました)
自分がしたいことができなくて悲しいと分かってからは、本当にしたいことが今の状況ではできないのか?考えることができました。
本当は何が嫌で、何をしたいのか。
掘り下げてみたら
今この状況でも、したいことはできると気づきました。
そして
よく言われるのが、今できることをする。ないものより、あるものに注目すること。わたしは「今できることをする」は、本当に嫌なことがなにかよく分からない状態、または向き合っていない状態で、どうにかできることで切り抜けようとがんばっているように感じます。
それが悪いわけではありません。
ケースバイケースで、できることを一つ一つやっていくと、見えてくるものがあるときもあります。分からないときには「今できることをする」方法はとても有効です。
今回のわたしが採用したのは、このやり方と似ているようで少し違います。このやり方は電気が使えないため、したいことができなくて悲しい。そこに注目せずに今できることに注目してやっていこうではなく、本当にこの状況ではしたいことができないのか?を考えてみました。
それは
わたしは自分が本当に嫌なことは何か?本当はどうしたいのか?を知り、そこを満たしていくことをするということ。
結果的にはできることと同じかもしれません。ですが本当の自分のニーズを、自分が受けとめてくれる安心感があります。
なぜならわたしにとって
本当の自分を知ることが
自分を愛することだから。
最後に
電気を使えるよう整えてくださったすべての先人たちや電力会社さんたち、いつもありがとうございます。停電のおかげで、電気が使えることが当たり前ではないと、とてもよく分かりました。みなさんのおかげで、今のわたしたちは快適に暮らしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
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