嫌われる勇気の活用方法

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こちらは2021年11月3日の記事を再編集しました。

「嫌われる勇気」って実際どうしたらいいの?

「嫌われる勇気をもつ」
という言葉をよく耳にします。

知りませんでしたが、本も出ているようです。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラーの教え」岸見一郎著・古賀史健著 発行ダイヤモンド社

この言葉を聞くとなんとなく分かった気持ちになって、
「そうだよなぁ、嫌われる勇気って大切だよなぁ。」
とこころの中で思っていました。

けれど
本当の意味はよく分かっていませんでした。

「感謝と敬意」を表すコミュニケーションがしたいのに、
「嫌われる勇気」も必要なのかな?

こちら⇧を読んで
わたしは「嫌われる勇気」を
とても誤解していたことに気がつきました。

嫌われる勇気とは
嫌われてもいいからなにしてもいい。
相手がどう思おうと関係ない。
相手に失礼な態度や横柄に接しても問題ない
ということではありませんでした。

相手に「感謝と敬意」を表す
気持ちのいいコミュニケーションを心がけたうえで、
自分の気持ちを伝えていく。

わたしは
自分の意見・気持ちを伝えること・表すことがとても苦手です。

振り返ってみると
他者との境界線が薄く、
どれが自分の意見か分からず、
自分の意見だという自信がないのです。

恐る恐る「こうじゃない?」としか言えませんでした。

そして
なにか発すると、
同時に反対意見が生まれることに対しても怖さがありました。

反対意見の人がいるということは、
その人がわたしを否定してくるかもしれない。
そうなる前に自分を守るために、
相手より自分の意見の方が正しいという証拠を見つけて、
すばやく相手を否定しなければいけないと思っていました。

摩擦を怖がって、ひるんで、逃げる。世代を問わず、どんな層でも、そういう人が多い。人の気持ちに目を向けないくらいにならないと、決断できません。私はカウンセリングする中で、多くの人が「決定できない」と感じています。人を傷つけたくないと思っているからです。そういう場合、私は、一時的にでも、人の気持ちをあまり考えないような援助をします。多少の事ではびくともしない。人の気持ちよりも、自分がどうしたいのかをまず考えることで、人生が変わることが多いのです。上記ホームページより引用

はい、摩擦を怖がっていました。

わたしと違う意見の人たちは、
わたしを否定する人だと決めつけていました。

決定することが苦手です。

だれかを傷つけてしまう気がして・・・

結局
わたしは傷つけられたくないし、
だれかを傷つけたくもなかったのです。

嫌われたくないし、
だれかを嫌いになりたくもない。

育ってきた背景や環境など様々で、
多様な意見や想いをもっている人たちが大勢います。

その中でわたしたちはどうしていくのか
試されているのではないでしょうか?

「嫌われる勇気」とは
自分より相手の気持ちを優先しがちな人たちに
もう少し自分を大事にしてみようよ
と背中を押してくれるような気がします。

まず自分の気持ちを考える=自分はどう思っているのかきちんと知る・責任をもち行動する

その結果、
離れてしまうことがあるかもしれません。

お互いがお互いの想いに素直になった結果、
離れたことでより適切な距離になり、
お互いを尊重しあえる状態になっただけかもしれません。

いくらこころを尽くしても分かり合えないときもあります。

どちらが正解不正解というわけではない場合もあります。

その時代・その国によって
法律や価値観は違い、
いくらでも正解・不正解はひっくり返ります。

そのとき必要になるのは

だれにも嫌われない人でいるより

自分がどうしたいのか・どうありたいのか

ここを基準に「嫌われる勇気」をもって行動する。

そうやってわたしなりに
「嫌われる勇気」を活用していきたいと思います✨

最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝を込めて。

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