無理をしないでがんばる秘訣

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こちらは2022年9月23日の記事を再編集しました。

あてもなくニュースを見ていたら、
ふいにこころに響く言葉に出合いました。

もっと見てみたくて、
発信者である作家の志茂田景樹さんのTwitterを見ると

現在は
関節リウマチなどを患い、要介護4と診断され、日常的に車椅子を利用されているそうです。

要介護4とは、日常生活を一人で送ることが困難であり、認知機能の低下が見られる状態です。

みんなの介護より引用

無理をしないで頑張る?
う~ん、分かるようで分からない・・・
どういうこと?

そしてそのあとのことばも読んでみました。

わたしにとても響いたつぶやきはこれ↓

あれもしたい。これもしたい。やりたいことがいっぱいある。だからいつも明るく元気でハッピーな状態でいたい。なぁ~んて思ってしまいますが、凹んでいるときがあってちょうどいいのかもしれません。

体力が合って、体が丈夫で、元気いっぱい。

このような状態のときは
やりたいことが思い通りにやれます

やりたいことがやれることは、とてもいいことのように感じます。言い換えると、疲れていたり気持ちが落ちていても、ある程度体力や気力でカバーできてしまうということ。

無理がきくことはうれしいことです。果たして無理ができるということは、良い面だけなのでしょうか?

凹んだり、落ちこむこと。塞ぎこむこと。

これらはわたしにとって、とても嫌なことでした。凹んだり落ちこむと、とことん自己否定に走りがちになる自分がいます。あれもできない、これもできない。できないことを数えて自分自身を傷つけてきました。わたしはただ、できなくて悔しい・悲しかっただけなのに。

だから凹んだり落ちこむ原因をなくしたら、毎日自分が認める・好きな自分でいられると思いこんでいました。

けれど
その原因はどうしたってなくならないものだと分かってきました。原因と書きましたが、その現象を自分がどう解釈するかによって、良くも悪くも変化します。それを受けいれられるようになると、原因をなくすことにこだわらなくてもいいような気がしてきたのです。

元気だったり凹んだり、
どちらもあることが、
自分が健全(元気)な証拠なんだ。

もしかしたら
無理ができる人は無理ができるからこそ、疲れている自分に気がつかないときがあるかもしれません。がんばれるからがんばりすぎてしまうし、がんばれるから理想が高くなります。(自分ができるのだから、他の人も同じようにできるはず。)さらに無意識にがんばりすぎて、だんだん余裕がなくなって、まわりに怒鳴り散らす。などなど。

それが志茂田さんのいう「プッツンと切れてしまう」状態ではないでしょうか?

実際には
体調が悪くても仕事の都合で休めなかったり、無理をしなければいけない状況がいっぱいあります。

できれば無理をしないに越したことはありません。大人になるとものごとの優先順位を考えて、今は休むより優先したいことがある場合もあると思います。

そうした場合でも
無理をしている自分を分かってあげられる余裕を自分の中にもつ。

がんばっていると自分が知ってくれている。それだけでも違います。まだまだやれると思っていると、本当はそうじゃない自分がいても認識することができません。認識できないと対処することができなくて、そうじゃない自分をスルーしてしまいます。

疲れたな。
気持ちが落ちてて、やる気がでないな。

そんな中でもがんばっている自分がいると認めて、

ひと段落したら
好きなことをしよう。
少しゆっくりしてみよう。

もう自分だけではがんばれそうになかったら、だれかに相談してみよう。協力してほしいとお願いしてみよう。

もし失敗して凹んだら、おもいっきり泣いてすっきりしよう。とことん凹んでみよう。

これが志茂田さんのいう「緩んで凹む」ことなのかもしれません。

プッツンと切れてしまわないように、
本当の自分と素直な気持ちで対話する。(=緩ませる)


これがわたしの考えた
無理をしないで頑張る秘訣です。

最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。

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