こちらは2021年1月7日の記事を再編集しました。
新しい年になって
今年は何を意識したいか考えたときに
頭に浮かんだことは「受けとること」でした。
選ばないことと否定することは別物
あるとき
弟が私の体調を心配して、ある提案をしてくれました。
それなのに、
私はあまり考えもせず別の方法を選びました。
よほど悔しかったのか
弟はそのときのことを今でも思い出すようで
「その提案を選択しなくても、
(その提案を伝えた背景の)心配している気持ちまで否定しなくてもいいんじゃない?」と言いました。
そうか、
選択しないこと=否定することではないんだ。
私も
「心配してくれてありがとう。今回はこっちを選ぶよ」
と言い直してみたら、
弟には「今更遅い」とは言いつつも、納得してくれたようでした。
今まで気がつかなかった、
見落としていた優しさに気づかされた出来事でした。
私はただ自分はこうしたいからこっちを選ぶと言っただけ。
それのなにが悪かったのか
最初は訳が分かりませんでした。
話をきちんと聞くと
提案したことを採用することが大切なのではなく、
背景にある心配している気持ちを
受けとってほしかったんだと気がつきました。
気がつかなかったら
違う意見を言われて否定されたと思い、
押しつけられた気分になって、また反論したくなったと思います。
自分に自信がない私だから、
自分を守りたい・
否定されたくないという気持ちを優先しがちで、
相手の本当の気持ちを受けとれていなかったのかもしれません。
相手と同じ意見を選択しなくてもいい。
ただ
根っこにあるあなたを心配しているよ、
想っているよという気持ちを「受けとる」こと。
ありがとうと伝えること。
表現された言動だけでなく、
表現されていない想いにも心を寄せてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
コメント