こちらは2022年3月21日の記事を再編集しました。
ストーリー紹介
*ネタバレ含みます
ストーリー
この世界には人間の世界とは別に、もうひとつ「バケモノ」たちが住む世界がある。
渋谷の街と並行しているバケモノの世界「渋天街(じゅうてんがい)」では、バケモノ10万を統べる宗師(そうし)が、バケモノを引退して神様に転生する事を宣言し、新しい宗師を選ぼうとしていた。
候補は二人、人望も厚く品性も備えた猪王山(いおうぜん)と腕っ節は強いが粗暴で弟子のひとりもいない熊徹(くまてつ)である。
父親が家を出てしまい、交通事故で母を亡くし一人ぼっちになってしまった9歳の少年・蓮(れん)。
親戚に引き取られることを拒否して渋谷の街をさまよっていた蓮は、弟子を求めて現実の渋谷に来ていた熊徹に出会った。
強さがほしいと願った蓮は、熊徹の後を追い渋天街に行く。そして熊徹の弟子となり、九太(きゅうた)という新しい名前を授けられた。
当初は、ことあるごとにぶつかり合う2人だったが、やがて多々良(たたら)や百秋坊(ひゃくしゅうぼう)らも交えた奇妙な共同生活と修行の日々を重ねていく。
スタジオ地図より引用
他の作品も見てみたくて・・・
わたしは「サマーウォーズ」が好きです。
何度も見ていますが、
今でもたまに見たくなります。
他の作品も
わたしの好みに違いない。
そんな確信めいた直感のある細田守監督の作品は、
「サマーウォーズ」と「未来のミライ」
まだこの2作品しか見れていません。
他の作品も見てみたい!!
去年(2021)公開の「竜とそばかすの姫」を劇場で見ようとワクワクしていたのですが、タイミングが合わず・・・というか、行く決心ができずに行きそびれてしまいました。
しょうがないので、
おうちで楽しむこととします。
「バケモノの子」を観た感想
まずは
しめっぽいところも
考えさせられることもあるけれど、
話が重すぎないところがいいなと思いました。
人によっては
あっさりしているとか、少しものたりないとか感じるかもしれません。
わたし的には、あえてそうしているように感じました。カラっと描くことで、悲しいだけじゃないんだよと伝えたいように感じます。
たくさんあって書ききれませんが、
少しだけ書いてみたいと思います。
例えば
最初は
お互いの欠点ばかり目について
反発しあう二人。
その理由を知り
自分のできることをしたり、
(なったつもりで相手になりきる)
一方では自分の教え方を顧み
自分の技を洗練させるきっかけになります。
自分が相手を支える(一方通行)のようで、
両方が両方に
支えて支えられ
成長していく様子が描かれています。
支えあっている。
人間とバケモノ。
違っていても親子のように。
そして
人間は弱くて
こころには穴があき、
いつのまにか闇が巣くう。
その闇を見ないふりをして過ごすのか。
人のせいにして闇にのまれてしまうのか。
思いとどまり、
闇があることを受けいれて
次にすすむのか。
本当に自分次第だなと思いました。
ときには
いろんな経験や人との出会いが助けになることがあります。
そのためには
それに気づける自分でいること
素直に受けとれる自分でいること
すでに受けとっている大切なものを想いだすこと
これらが重要になる気がします。
「胸にある剣」=「胸にある大切ななにか」
カタチが変わっても
ずっとそばにいて
見守ってくれる存在がいます。
それを想いだすだけで
わたしたちは強くなれる。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
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