想いあって伝えよう

過去の記事

こちらは2020年11月15日に書いた記事を再編集しております。

速さに慣れたわたしたち。

メールやLINEなどは、すぐに返事や反応があることを期待します。


既読がついているのに返事がないと不安になって、
都合が悪い時に送ってしまったのかなとか
返事を送りたくない内容だったのかなとか
どんどんネガティブに考えてしまいます。

今すぐ反応がくることに期待して、
それに慣れてしまっているわたしたち。

「今」を発信して「今」の反応がほしい。
スピードや情報が大切な時代。

そのためSNSなど「今」を共有しやすいツールがたくさんあります。
便利なツールを使い、
情報を追っているようでいて、
情報に追われている私たち。


情報やスピードについていこうとして、
情報に振り回されている気分になることもあります。

このスピードや情報の中で、
見落としてしまいそうなことを
思い出せた出来事がありました。

手紙は想いがこめられたプレゼント。

先日、1枚のはがきが届きました。

今は遠く離れている友だちからです。

彼女は昔からなにげないときに
手紙やはがきに書いてくれたり、
ちょっとしたプレゼントを贈ってくれます。
気配り上手な友だちです。

今回はがきをもらって驚いたことは、

貼ってあった切手が星の王子さまだったこと。

星の王子さまが好きだと友だちに話したのかな?
忘れてしまいましたが、
私のことを考えて切手を選んでくれたんだなと感じて胸がじーんときました。
(友だちも好きだからとか、ただ気にいってるからという可能性は置いておいて)
内容はもちろんのこと、
貼ってある切手だけでも、自分のことを考えてくれていると感じました。

はがきってすごいんだなと改めて思いました。

彼女が手紙を書こうと私を思い出してくれたこと、
便箋やはがき・切手を気持ちをこめて選んでくれたこと、
想いをのせて言葉をつむいでくれたこと。

それ自体が時間と想いがこめられたプレゼントのようです。

「手紙はスピードはないけれど深さがある」

はがきをもらってみてそう感じました。

どちらも使ってみて

すぐに反応がくるSNSも
深さを伝えてくれる手紙も
どちらも気持ちを伝えるツールの一つ。

緊急で連絡をとりたい時は、やはり電話やメールの方が早くて便利です。

どちらもいいところ・悪いところがあります。
(悪いところというか特性があります)
比べることができたからこそ、
それぞれのいいところに気がつくことができました。

私たちが必要なのは
受動的ではなく、主体的に情報に向きあうこと。
その時に合わせて必要な選択をすること。
さらには
相手を想いながら伝えることが大切なのかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。

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