欲求について考えてみた

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こちらは2021年11月18日の記事を再編集しました。

この記事でも書いた通り、
只今自分の食べられるものを探求する日々を送っています。

一か月半くらい無農薬のお米と野菜の玄米菜食をしてきて、
食べられるものがあるありがたさが身に沁みました。

それに満足をしていたのに、
少し余裕がでてくると
もっといろいろなものが食べた~い。

欲求がふつふつと湧いてきます。

最低限食べられるものを確保できるようになって、
どうにか生きていけそうな目処がついてきたのに、
いろいろなものを食べたい欲求を満たしたいわたし。

欲深いなぁ😓

「欲とは何か?」気になったので調べてみた

(よく、慾、希: ἐπιθυμητής, 羅: cupio, 英: desire)とは、何かを欲しいと思う心。欲望、欲求などともいう。

人間(ヒト)、動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。生理的(本能的)なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

学術的な難しいことはすみっこに置いておいて、
わたしなりに「欲」について考えてみます。

すると自分の外側に向かうものと
内側に向かうものと2パターンあることに気がつきました。

①自分が満たされていない・不足感がある→それを埋めるために、なにか別のもので補おうとします。そして(モノ・人・体験・承認など)何か欲しいと感じる場合、もしその欲求が満たされたとしても、また別のものを欲しがります。なぜなら自分の内側が空っぽで、外側のなにかで自分を満たして幸せになろうとしているから。

②自分が満たされて幸せな場合→満たすためではなく、自分の内側から沸き起こるもの。

すでに満たされて幸せの世界に生きる人にとって、
欲とはただの行動を起こす原因の一つ。
動機づけ。

やりたいことをやるにはどうすればいいんだろう?
どうやったらできるのかな?ワクワク✨
どうなるか分からないけどやってみよう!!

もしかしたら
この経験自体が次に同じような経験をする人にとって、道なきところに道を作り道しるべとなる、必要な経験なのかもしれない😲などなど。

欲があると感じると自分は現状に満足できない欲求不満だと思いがちでしたが、自分がすでに満たされて幸せなら(純粋な興味の先にある)行動に対する動機づけになりうると思います。

そして

アメリカの心理学者アブラハム・マズロー博士は、人間の欲求は階層性に分かれていると提唱されます。


①生理的欲求 

②安全の欲求

③社会的欲求

④承認の欲求

⑤自己実現の欲求

①→⑤に上がるにつれ、高次的欲求になっていくピラミッド型の階層(一番低次の欲求を満たさなければ高次的欲求へ上がれない)。ですが、これは不足感から自分の外側に幸せを求める段階において有効な考え方のような気がします。

そしてマズロー博士は晩年、この⑤のうえに「自己超越」の段階があると発表されています。

自己超越者の特徴としては以下が挙げられています。

1「在ること」 (Being) の世界について、よく知っている
2「在ること」 (Being) のレベルにおいて生きている
3 統合された意識を持つ

4 落ち着いていて、瞑想的な認知をする
5 深い洞察を得た経験が、今までにある
6 他者の不幸に罪悪感を抱く
7 創造的である
8 謙虚である
9 聡明である

10 多視点的な思考ができる
11 外見は普通である (Very normal on the outside)出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』自己実現理論より引用

善悪などものごとを二元論的思考で捉えるのではなく、ものごとをただ在る状態で捉えるところ(統合された意識)から生きると、自分の外側で何が起こったとしても自分自身は幸せで満たされています。

自分が満たされた・幸せな状態(自己超越)から見ると、
①から⑤の欲求はすでに満たされている状況にあることや
自分の内側への感謝を想い出すために気づかせてくれるきっかけ。

ごはんが食べれる環境にいさせてくれてありがとう。

毎日安全に過ごさせてくれてありがとう。

わたし自身を認めて受けいれてくれてありがとう。

自分がしたいことに
やってみてもいいよと
許可を出してくれてありがとう。

統合した視点から見ると、⑥→①・②・③・④・⑤の各々の欲求へ愛と感謝を伝え、受容し次へつなげていく構造へ変化していく🌈

なんだか難しくなってしまいましたが、欲とは自分の内側が幸せなら「よし!やってみよう!!」という動機になる頼りになる相棒で、欲があることは決して悪いことではないと結論に至りました。これからもわたしが食べたいものを食べるべく、奮闘していこうと決意を新たにしました😁(自分に都合のよい解釈です)

最後までお読みいただきありがとうございました。

愛と感謝をこめて。

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