こちらは2021年10月11日の記事を再編集しました。
お金を使うことがもったいないと感じるとき
9月後半から思わぬ出費が増えました。
急に化学物質過敏症になったためです。
ずぼらなわたしですが、
毎月自由に使えるお金のボーダーラインを決めています。
それ以上に使いそうな場合はブレーキをかけて、
できるだけ使わないようにします。
それなのに
そのボーダーラインを守っていたら、
寝込んで過ごすしかない状況になっています😥
母は「いろいろ対策をして、少しでも自分のしたいことができるようになるなら、その方がいいんじゃない?」と言ってくれます。
ありがとう。
言いたいことはよく分かるよ。
だけどね、
お金を使うことが
もったいないと思ってしまうんだよ。
この化学物質過敏症は
病気のように四六時中体調が悪いというわけではなく、自分の苦手な化学物質(洗剤・化粧品・消毒・農薬・化学調味料・添加物など)を避ければ比較的元気に過ごすことができます。一日なにごともなく過ごすと、わたし本当は元気なんじゃない?いつも気にしすぎなんじゃない?と過敏症という特性を疑ってしまうのです。
元気なときがあるから、もし辛くなっても我慢すればいい。
その方がお金を使わなくてすむかも。
過ごしやすく整えることより、
手元に少しでもお金を残しておきたい気持ちが強いのです。
なぜそう思うのかというと、
お金だけが価値のあるものと定義しているから。
わたしは
お金をもっていることで安心したいのです。
お金がないと困ってしまうと思っているから手放せない。
お金がなくなることが怖い。
これ以上使ってなくなったらどうしよう
という考えで頭がいっぱいになっていました。
けれど
もし使わずにお金をためていたとしても、
きちんと対策としなければ
なにもできずに寝込んでいるだけ。
寝込んでいても必要最低限の出費はあります。
つまりどんどんお金が出ていきます。。
あれ?お金を手元に残したかったのにお金が減ってしまう!
少しでも節約して残したかったのに・・・
それならせめて
自分が少しでもここちよく過ごせるように使った方がいい。
例えば匂いが軽減されるマスクを使うことで外出することができるときがあります。無農薬野菜などを買うことで、ごはんが食べられるようになります。電磁波対策グッズを使うことで家事をすることができます。(電磁波過敏症を合併している方)などなど。
ひとつひとつはそんなに高価なものではないけれど、普段購入するマスクよりはかなり高価なものなので、わたしの中では清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟と勇気で購入してみました。するとお金と交換で得た自分を豊かにしてくれるもので、だんだんと快適に過ごすことができるようになりました。
手元にあるお金だけが
価値のあるもの・自分を豊かにしてくれるもの
と考えていたら見えなかったこと。
もしかしたらお金自体に価値のではなく、お金を支払った先に受けとる豊かさに価値があるのかもしれない。
寝込んでもお金だけを貯めて過ごしたいのか、
手元にあるお金は減ったとしても快適に過ごしたいのか。
どちらの方が自分にとって、
本当に豊かなのかを考えることが大切かもしれません。
それは人それぞれ違っていて、
自分のここちよさを確認する必要があります。
どうお金とつきあったらここちよいのか。
お金はエネルギーであり、
その人の働きにおける対価であったり、
見えない想いとの媒介者であったりします。
お金をたくさん持っているだけではない豊かさ・すでにある豊かさにどれだけ気がつくことができるか。そして自分はどういう豊かさがここちいいのかを知ることが大切。
それがお金に振りまわされないわたしになる近道かもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
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