こちらは2021年9月14日の記事を再編集しました。
もっといっぱい欲しい
会社で働いている時は、
がんばっていてもいなくても、
定期的に決まった額のお給料をもらえました。
それなのに
いつもお金がない、お金がないと
枯渇した気持ちで
毎日を過ごしていました。
もっとお金がほしい、
もっとお金が入ってくる方法がないものかと
常にどん欲に情報を探し歩いていたように思います。
そう思わずにいられなかった理由は、
使わなければならない用途が
今よりいっぱいあったから。
仕事に行くためには
①車がいる(田舎なので必須)=車の維持費にお金がかかる
②身なりを整える=洋服代・靴・鞄代・散髪代・化粧代など
③会社内外での交際費(以前より簡素化されたかもしれませんが)
④ステップアップするための勉強→資格取得など
人によっては
もっともっと使う用途があると思います。
私がぱっと思い浮かんだだけでも、
ざっとこのくらいの出費を挙げることができました。
これはこの用途に使いたいと意図して使うというより、
仕事に行くために
必要最低限の装備を手に入れるための投資みたいな位置づけ。
必要不可欠な出費でした。
今は何もしていない私
となると
税金など公的なものを除けば、
必要不可欠な出費が以前よりグンと減りました。
多くを望まなければ必要なものはだいたいあり、
この先の不安が全くないと言えば嘘になるけれど、
なぜか働いていた時より
お金がない、お金がもっとほしいよぉーと思わなくなりました。
もしかしたら
自分に必要な分(お金)が
少しずつ明確になってきたのかもしれません。
もう一つの変化がありました。
もっと若い時に体調を崩して退職した時は、
早く就職しなくちゃとすごく焦りました。
家事をすることが嫌でした。
家の中を整えるなんて私の仕事ではない、
自分は外でバリバリ仕事がしたいんだと思っていました。
それが今
家にいる方が断然楽になりました。
もともと外でバリバリ仕事をすることが向いている人間ではなかったのに、そうするとまわりの人に褒められると頭にインプットしてしまったために、褒められたくて向いてないことを全力でがんばっていただけでした。
今も家事が得意なわけではないし、
特別好きではありません。
けれど
前より毛嫌いしなくなりました。
それは家の中を整えることは、
自分の中を整えることに通じるものがあって、
家を整えると
自分自身も整っていくように感じます。
そして
使えるお金は多くない状況だとしても、
この人たちを応援したい・支援したい人たちに
自分のできる範囲で応援する
と思えるこころの余裕ができました。
同じものを見ても
これだけしかない→不安だ、自分のものにしておこう→循環がとまる
これだけある→ありがたい、大切に使おう→循環が起こる
物事をどう捉えるかで、
次の行動が変わってくるのかもしれません。
おすすめな曲として
藤井風さんの帰ろうという曲。
とても壮大な曲で一言では語れません。
私にとってこの曲は、
すべての循環が分かりやすく表現されている曲だと感じます。
藤井風さん、
生み出してくださり
ありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
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