大きな木が教えてくれたこと

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こちらは2021年8月11日の記事を再編集しました。

家の主の行く末

先日は雨風が強く、
激しく雨が打ちつける音、
ゴォゴォと強く吹く風に
内心ビクビクしていました。

幸い外にあった物干し竿が
下に落ちていたくらいですみ、
ほっとしています(仕舞い忘れました😓)

そんな中なんと
近所の家の大きな木が
ひっくり返っていました。

その木は太くてどっしりとしていて、
家の主のような貫禄があり、
とてもひっくり返るようには思えません。

詳しく聞いてみると
根っこが腐っていたようです。

いくら外側が立派でも、
中はスカスカだったのです。

人間への教訓

まわりから見える自分をいかに取り繕うか。

「いかに自分をよく見せるか」
そればかり気にして生きてきました。

分かりやすいところで言うと

地位や名誉やお金などの
カタチあるものの所有に重きを置くこと

見た目(外側)ばかりきれいに着飾ること

これらの末路を
ひっくり返った大きな木は
示しているような気がします。

  • 根っこや土の部分はどうなっているか?
  • どのような養分をもらっている木なのか?
  • 土に蓄積した養分はどこからきているのか?

所有することがよい・悪いではなく

どういう想いで行動しその立ち位置につき、
その立ち位置における責任を全うしているかということ

高い地位の人は分かりやすいが、
お金持ちは少し分かりにくいかもしれません。

お金持ちでなくても
お金を使っている私たちすべてに共通すること、
それはどうお金を使っていくかです。

そして大きなお金を動かすこと、
それにはそれ相当な責任が伴ってくると思うのです。

偉大な先輩に学びたい

寄付する人渋沢栄一に学ぶwww.nikkeibp.co.jp

上記記事は
渋澤健・鵜尾雅隆著『寄付をしてみよう、と思ったら読む本』「第4章 寄付する人 渋沢栄一に学ぶ」から抜粋引用した記事となっています。私が読んでみたい本の一つです。

渋沢栄一の講演集として大正5年(1916年)に出版された『論語と算盤』という本には、次のような一文があります。
「富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ」
100年くらい前の言葉ですが、ここには時代を超えて現在も通じるメッセージがあります。一個人や一企業が利益を独占するのではなく、社会に還元してみんなで共有することで、国が全体的に豊かになり、築いた富が永続するということです。

渋澤健・鵜尾雅隆著『寄付をしてみよう、と思ったら読む本』「第4章 寄付する人 渋沢栄一に学ぶ」から抜粋引用

難しいので自分になりに考えると

「自分ひとりの富(幸せ)には限界がある。富(幸せ)は共有するもの。循環していくもの。」

そして

自分はどうありたいのかを行動で示しなさい
偉大な先輩に
そう言われているような気がしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。

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