ここちよさは100%でなくてもいい?

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こちらは2022年10月22日の記事を再編集しました。

眼鏡屋さんの出来事からここちよさの在り方を考えてみた

100%に合わせると疲れるだろうから、60%くらいに合わせます。

※実際には眼鏡屋さんで購入しました。

一ヵ月前に新しく眼鏡を買いました。
使っていた眼鏡の塗装が剥げてきたからです。まだら模様でおしゃれかも?と思いましたが、やっぱり気になるので変えることにしました。

昔からコンタクトレンズや眼鏡の調整が難しく、今回も時間をかけて検査し、新しい眼鏡を作っていただきました。ただそのときに、このレンズが合えば儲けもので、役割としては保証期間内にさらに改良するためのワンクッションという説明を受けました。


わたしは視力・乱視の強さにとても差があります。そして斜位もあります。


問題は、目が疲れてきたときに起こります。『斜位』の目は、「隠れ斜視」といわれるいて、筋肉のバランスがくずれています。なので、正常の目と比べてずっと頑張っている状態なのです。

斜視・斜位専門サイトより引用

眼球は、上下左右斜めの6つ筋肉で、バランスよく支えられています。

わたしの場合、眼球を外にひっぱる筋力が強く、疲れていたりぼーっとしていると、目の玉がドンドン離れていきます。

目標物があると、意識して見ようとがんばるので、きちんと焦点が合うのですが・・・目標物に焦点を合わせようと、とてもがんばっている状態なのです。

急に焦点を合わせようとすると、目が疲れやすかったり、ものがブレて見える原因になります。斜位に関してはあまり気にしたことがなく、乱視(ものが二重に見える)が強いことと視力差が、疲れ目や肩こりの原因だと思っていました。


安易に乱視矯正を入れすぎると、頭痛がします。難しいところです・・・

そのため今までの眼鏡は、右目のレンズの度数を下げてありました。専門家の方たちが、そのときのわたしの要望に合わせて、考えて作ってくださった努力が分かります。

それは
視力の悪い・乱視が強い右目は使わない視力のいい・乱視が強くない左目だけを使うような眼鏡でした。

作った時は
コンタクトレンズでは解消されなかった頭痛、ものが二重に見えることが解消され、長時間眼鏡がかけられるようになりました。とてもうれしかったことを憶えています。

ですが2年くらいすぎると、慢性的な肩こりと膝や腰の痛みに悩まされるようになりました。

通っていた整体に行かなくなったからかな?
年のせいかな?
猫背で姿勢が悪いせいかな?
と考えていました。


新しい眼鏡に慣れてきたあるとき、思わぬ変化に気がつきます。

あれ?少しだけ肩が軽い。

肩こりが改善していたのです。
今までは左目だけで見ようとがんばりすぎて、肩に負担がかかっていたようです。

そして今度の眼鏡は、今までお休みしていた右目にも働いてもらいましょうというもの。

いいことだけではありません。右目が働きだしたので乱視が復活し、ものが二重に見えるようになりました。どうにかならないかと、眼鏡屋さんに調整をお願いしているところです。(お世話になります)

そこで言われたのが

100%に合わせると疲れるだろうから、60%くらいに合わせます。でした。

わたしの目の状態をここちよくするための要素を100%盛り込むと、今の段階では逆に疲れてしまうので、ここちよさ60%くらいになるように合わせていきましょうというご提案です。

100%合わせようとすると疲れる?

低い水準のここちよさに慣れていた体に、いきなりマックスのここちよさを体感させると拒否反応がでるのかも?

これって幸せに似てるなぁ。

どうせわたしなんて価値がないと思いこんで生きてきた人に、あなたは価値があるよ・幸せになっていいんだよ(すでに幸せなんだよ)と言っても、そんなわけあるはずがないと受けとらない。

幸せを受けとることが怖いし、馴染み親しんできた自分を卑下して生きる方が、その人にとっては安全でここちよい場合があります。

幸せに・ここちよさに飛びこめない。
飛びこまない。

どちらのここちよさも自分で選べます。

そして
低い水準のここちよさしか知らなかったら、それを選ぶしか道がありません。(他の選択肢があると知らないから)

しかし高い水準のここちよさしか知らなかったらどうでしょうか?急にここちよくないものと出合ったら、慣れてなくて戸惑うし、最悪立ち直れないかもしれません。

わたしたちは
低い水準があるおかげで、自分の選びたい方向を決めることができるし、それに対応できる精神力を養うことができるのではないかと思うのです。

もしかしたら準備しているのかもしれません。

これから来る精神性を尊ぶ世界に順応するための準備期間。

いや、もう始まっているのかもしれません。

力・知で重いものを持ちあげていた時代から、精神力で‟軽々と進む”時代へ

最後までお読みいただきありがとうございました。

愛と感謝をこめて。

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