こちらは2022年3月26日の記事を再編集しました。
ブレーキをかけているのは自分
なにかを学ぶときに
そのことが得意な人の立場に立って考えるとか、
その人になりきるとよいとか、
聞いたことはありませんか?
最近少しずつ暖かくなり、
やってみたいことがムクムクとでてきました。
人からみたら
たいしたことではない
小さなこと。
けれど
進もうとすると、コツンとなにかが当たります。
まるで私のまわりが
見えない透明なガラスで
覆われているみたいに。
なんで進めないの?
その人の立場に立って
考えているはずなのに・・・
考えてみて、やっと原因が分かりました。
わたしの場合は
得意な人の立場に立って考えてみても、
思考回路は従来の思考回路のまま。
なりきろうとするのですが、
できるか不安な気持ちや
失敗するんじゃないかという恐怖心が
湧いてきます。
大丈夫と説き伏せても
この不安や恐怖心はきっと、
わたしの中から
なくなることはありません。
その不安や恐怖心と
一緒に進んでみたい。
そう思うようになりました。
そして
まわりにある透明なガラスの原因はまだまだあります。
一番は
まわりを気にして
自分の限界を決めているということ。
これ以上やると
まわりからはみだしてしまうかもしれない。
はみだす手前で止めなくてはいけない。
これ以上進むと
「自分にはふさわしくない」と決めつけて、
自分に許可しないから進めないのです。
輝いている人=わたしの可能性のひとつ
もしかしたら
得意な人(できる人)の考え方・行動をすべてなりきることで、上手になる・成功する確率は一時的にあがるかもしれません。
手っ取り早く「成功すること」が目的なら、その方が楽で最短かもしれません。
ですが
それは得意な人が編み出した必勝法であり、わたしに適したものではない可能性があります。
そうではなく
得意な人と同じ立場に立って考えることは、同じようにできなくてもいいから「あなたならどうするの?」と自分で考える力をつけるように促してくれているように感じます。
持っている才能や育ってきた環境は人それぞれです。
その考えやアイデアの一部を参考にすることはあったとしても、すべて同じ考え・行動をすることは不可能です。たとえそれができたとしても、同じように成功するとは限りません。
だれかのまねは卒業して、
必ずいつか
自分で考え・行動するときが来ます。
そのときのために失敗してもいいから、
その人と同じ立場に立ったら
自分ならどう考え行動するのか
を考えてみる。
そして
輝いている人たちは
自分とかけ離れているところにいる。
そう思うと
あの人とわたしは全然違うから、わたしができないのは当たり前と思いがちです。
輝いている人たちは私の可能性のひとつ。
こう思うと
「自分にはふさわしくないからできない」は
ただの言い訳に聞こえてきます。
手の届かない人ではなく、わたしとは違う人でもなく、わたしの可能性を見せてもらっているだけ。
やるかやらないか。
本当は
私が思っているより
世界はシンプルなのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と感謝をこめて。
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