詩~椅子

詩ーポエムー

したたかに背中を打ち

天井のシミが嘲笑う

見透かされたのだ
あなたに
縋りたい気持ちを

背中を預け
浮き足だって
光芒を見やる私に

あなたはこう
諭してくれた

「己の意志を込めるなら
私の懐を明け渡そう」と

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